HOBBY THE TOMY

ラジコンカーのラインナップ

電動ツーリングカーは最も人気のカテゴリー

TT-02 TYPE-Sツーリングカーとはスケールサイズや駆動源、駆動方式に関係なく、「箱型ボディ」を搭載したオンロードR/Cカーの総称。ドリフトマシン、ミニッツレーサー、エンジンカーも箱型ボディを搭載していればツーリングカーに分類されるが、数あるラジコンカテゴリーの中でも、もっともポピュラーなのが4輪駆動のシャーシレイアウトを採用した1/10スケールの電動ツーリングカーといってもいいだろう。
電動ツーリングカーはサイズがホイールベース約260mm、全幅190mmで、駆動方式は大別するとシャフト駆動とベルト駆動の2種類が存在する。価格は安いものなら15,000円くらいから購入可能とコストパフォーマンスも高く、はじめの1台にはうってつけだ。



キビキビした走りが楽しめるMシャーシ

Mシャーシ電動ツーリングカーよりもホイールベースを20~50mm短くすることにより、キビキビとした走りを実現しているMシャーシ。駆動方式も電動ツーリングカーは4輪駆動が主流だが、MシャーシはフロントモーターフロントドライブのFFと、リアモーターリアドライブのRRの2種類が主流となっている。
もちろん、FFとRRでは走行性能も違う。操縦性が比較的安定していて扱いやすいFFに対し、RRは動きが若干ピーキーでFFに比べると独特の操縦性を持つ。そのため、FFは万人に、RRは玄人に受けがいいという側面もある。
また、Mシャーシ用のボディは電動ツーリングカーのそれとは異なり、イキのいい走りを連想させるホットハッチタイプが数多くリリースされている。


迫力のカウンター!ドリフトラジコン

ドリフト実車だけでなくマンガやゲームの世界でも人気のドリフト。それをR/Cカーで実現可能にしたのが、ここで紹介するヨコモのドリフトパッケージだ。
ドリフトブームの立役者的なモデルであり、ビギナーからトップエキスパートまで、幅広いユーザー層から支持を得ている。
ドリフト専用に開発されたシャーシと、豊富なボディラインナップがドリフトパッケージの人気の秘密だ。定番のS14シルビアから最新のトヨタ86まで、人気車種のほとんどすべてを網羅している。
また数え切れないほどリリースされているオプションパーツも魅力のひとつ。自分のレベルに合わせてマシンを仕上げることができるので、飽きずに長く付き合っていけるのも、長く愛されている理由だろう。


カッコよさと鋭い走りを両立するフォーミュラカー

フォーミュラカー洗練されたスリムなシャーシと実車のフォルムを忠実に再現したボディとの組み合わせが魅力のフォーミュラカー。そんな見た目のよさもさることながら、シャーシの構造がシンプルでかつ軽量というメリットを活かした鋭い走りも人気を集めている。そのためか、初めてフォーミュラカーを走らせた時、クルマが敏感に反応しすぎて操縦が難しいと感じる人も少なくない。
また、構造がシンプルであるがゆえに組み立て方やセッティングの仕方ひとつで走りがガラリと変わる側面ももつ。こう書くとフォーミュラカー=難しいという印象を持ちかねないが、それくらい奥が深いカテゴリーと言い換えてもいいだろう。
セッティングが決まれば他では味わえない痛快な走りを楽しめることもまた事実。



室内で走行可能なスモールスケールカー

ミニッツレーサーミニッツレーサーのスケールは1/27。プラモデルなどでおなじみの1/24スケールよりひとまわり小さい。そんなサイズゆえに室内での走行が可能で、誰でも手軽に本格ラジコンカーの世界を体験できる。
サイズは小さくても、走行性能は1/10などの一般的なR/Cカーにひけをとらないほど高く、上級者がこのミニッツを練習目的で走らせるというケースも多い。もちろん、スピードを抑えることも可能なので、初心者のR/C入門用マシンにもうってつけだ。スペアパーツなども大型のモデルに比べれば安価のため、コストパフォーマンスも抜群。
完成度の高いボディやそのバリエーションも魅力的。豊富に用意されるオプションパーツを使ったチューニングも楽しめる。




オフロードマシンは2WDと4WDの2種類

2WDと4WD
昔から根強い人気のオフロードバギー。ラジコンと言えばこの形!という人も多いことだろう。バギーと言えば、リアにモーターを搭載した2WD(2輪駆動)のイメージだが、4WD(4輪駆動)モデルも存在している。
2WDはシンプルな構造が特徴のひとつ。組み立てやメンテナンスを楽に行えるという利点がある。また、後輪駆動ならではの操作して楽しい独特なマシンの挙動も魅力のひとつ。
それに対して、4WDは前後を駆動させるので、2WDより車体の構造は複雑になる。その代わり走破性は2Wdより高く、多少のデコボコ道もなんのその。操縦もしやすく、多少ラフな操作をしてもしっかり走ってくれる。加速感もあり、アグレッシブな走りが楽しめる。


どこでも誰でも遊べるビッグタイヤ・シリーズ

ビッグタイヤ
タミヤのベストセラーモデルのひとつが、ワイルドウイリー2をはじめとするWR-02シャーシ。組み立てキットと完成品のXBシリーズがラインナップされるが、たとえ組み立てキットを購入しても、ギヤボックスは最初から組み立て済みなので、作業は決して難しくはない。誰でも完成にこぎつけることができるはず。
ランチボックスなどのCW-01も同様で、こちらはさらに短時間で組み立てることができる。動きもWR-02と比べると落ち着いているので、小さな子どもでも楽しく遊べる。
ウイリーシリーズの最新作が4WDを採用したGF-01シャーシ。2WDのWR-02に比べ、機構が複雑なので、WR-02やCW-01に比べると、組み立ての難易度はやや高い。


その他いろいろなR/C

R/Cカーの種類は4輪のクルマだけではない。例えば下のR/Cバイク。これは京商のハングオンレーサーで、サーボの動きに連動してライダーがハングオンするという独創的なシステムを搭載する。その他、R/Cカーには、岩山をスローな速度で走破していくロッククローラーや、マニアの多い戦車ラジコンなど、多彩なジャンルが存在する。
  • ハングオンレーサー
    ハングオンもできるR/Cバイク
  • ロッククローラー
    岩山も走行できるロッククローラー
  • 戦車ラジコン
    模型のようなディティールの戦車ラジコン

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